SB耐震杭e工法
GBRC性能証明書 第04-09号

概要

SB耐震杭e工法は、既に確立されている場所打ちコンクリート杭工法の技術を十分に活用することを念頭において、場所打ちコンクリート杭の頭部又は、軸部全長に市場に流通している鋼管を付加することで、耐震性の向上、設計自由度の増大及びコスト低減を目的とし開発したもので、(財)日本建築総合試験所の中に設置されたSB-e耐震杭研究委員会でその性能が検証され、建築技術性能証明を取得いたしました。

特長
  • 杭頭部の拡大や主筋の増加を行う必要がなく、小さな杭径で大きな抵抗曲げモーメント及びせん断耐力が得られます。
  • 鋼管による横拘束が期待できるので、靭性が大きく地震時の安全性が高まります。
  • 鋼管とコンクリートとの付着力を期待していないので、特殊な施工管理を行う必要がなく、信頼性がより高くなります。
  • 鋼管の外径・板厚・材質を変えることにより、設計の自由度が得られます。
  • 排土量やコンクリート量の低減はもちろん、市販の鋼管を使用するので材料費が安く、納期が短くできます。

SB耐震杭 杭頭接合部(φ1200×9×4000)

内面が平滑な一般鋼管

■ 建築技術性能証明
■ 設計法
  • 図(a)設計の基本的な考え方

  • 図(b)曲げから求まる設計鋼管長

  • 図(c)せん断から求まる設計鋼管長

  • 1.設計鋼管長
  • 設計鋼管長は、図(a)のように基礎スラブ下端からの長さとし、図(b)及び図(c)の設計用曲げモーメント及びせん断耐力と鉄筋コンクリート部の耐力線との交点までとして求まる設計鋼管長のうち、いずれか大きい方の値を採用します。

  • 2.鋼管巻き鉄筋コンクリート部の耐力
  • 鋼管巻き鉄筋コンクリート部の耐力は、鋼管が軸力を負担しないとして求めることとしました。

  • ■ 曲げ耐力
  • 鋼管巻き鉄筋コンクリート部の曲げ耐力は、全軸力を負担するとして求めた鉄筋コンクリート部分の曲げ耐力と軸力を負担しないとして求めた鋼管部の曲げ耐力の単純累加とします。

  • ■ せん断耐力
  • 鋼管巻き鉄筋コンクリート部のせん断耐力は、鋼管部分のみのせん断耐力とします。

  • ■ 圧縮耐力
  • 鋼管巻き鉄筋コンクリート部の圧縮耐力は、鉄筋コンクリート部分の圧縮耐力とします。

  • ■ 引張耐力
  • 鋼管巻き鉄筋コンクリート部の引張耐力は、鉄筋コンクリート部分の全主筋の引張耐力とします。

■ 同径掘削同時建込み工法
  • 掘削完了後、所定位置に鋼管と鉄筋籠を同時に建込んだ後、コンクリート打設を行います。

■ 打設後圧入工法
  • 掘削、鉄筋籠の挿入、コンクリート打設を行った後、まだ固まらないコンクリート中に鋼管をパワージャッキ又はバイブロハンマーで圧入します。

■ 使用材料
  • コンクリート:
    18N/mm2≦Fc≦36N/mm2

  • 鉄 筋:
    SD295A及びB、SD345、SD390(JIS G3112)

  • 鋼 管:
    SKK400,SKK490(JIS A5525)、STK400,STK490(JIS G3444)、STKN400W,STKN400B,STKN490B(JIS G3475)

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