スムーズな工事には、手元工の動きが重要。
指示を的確に理解し、チームワークで工事を進める。
いつかクレーンに乗る日を夢みて、今は全力でオペレーターをサポートする。
- “メッキがはがれないうちに、中身を磨け”
1年目は、学生気分のままで仕事をしている部分がありました。もともとハキハキとしていて、わりと器用に物事をこなせるタイプのため、“ちゃんとしている”ように見られることも多く、自分でもできたつもりでいることが多かったと思います。
しかし、3年目に入ったとき、「メッキが剥がれないうちに、中身を磨け」と上司に言われ、核心を突いた言葉にハッとしたんです。そこから意識が大きく変わりました。
今は手元工として、ようやくひと通りのことができるようになりましたが、さらなるスキルアップを目指しています。本気でやればやるほど、学ぶことが多くて大変ですが、やりがいがあるので苦しくはありません。
構造物の基礎を支える杭が完成したときの達成感は大きなもの。作業を終えて機械を片付けたときに「仕事を完遂した」と感じます。その感覚がすごく気持ちいいです。完成した建物を見たときに、改めて味わう達成感。基礎自体は見えなくても、自分の関わった仕事が地図に残ると思うとうれしくなりますね。2回も達成感が味わえるのは、この仕事ならではです。
クレーンオペレーターになることが今の目標です。この目標を意識しだしてからは、現場での動きも変わったように思います。指示を待って動くのではなく、次の段取りを自分なりに考えるようになりました。自分から班長のところにいって相談をしたり、アドバイスをもらったりしながら答え合わせをして、学びを深めています。目標を叶える日が少しでも早く来るよう、今はスキルアップに励んでいます。
入社間もない頃は社会人としての自覚が薄く、最低限のことを淡々とこなしていたように思います。自分でも変わったと思うのは、仕事の面白さに気づき始めた頃から。クレーンオペレーターを目指したいと思うようになり、技術の習得を意識して日々の仕事に取り組むようになりました。入社から4年目の今が、自分にとって一番のがんばり時だと思っています。
常に感謝の気持ちを忘れず、
目標に向かって一生懸命走り抜ける。
幼い頃から「“ありがとう”と“ごめんなさい”を言える大人になれ」と両親から言われ続けていたため、『感謝』は昔から馴染みのある言葉です。それとは対照的に、『努力』と『勤勉』は社会人になって初めて、その大切さを意識しました。きっかけは同期との会話です。久しぶりに集合してお互いの仕事について話していると、「もっとがんばらないといけない」という気持ちが湧き、彼らに負けないためには努力が必要だと思いました。普段はみんな別々の現場に出ているので、なかなかゆっくりと話す時間がありませんが、同期の活躍を耳にすると刺激を受けますね。互いに刺激し合いながら成長できるよう、真面目に努力を続けたいと思います。
HITOSHI FUKUDA×
KATSUMI FUJI
施工管理 入社16年
入社16年目のベテラン社員と若手社員のくい気味対談。
お互いに疑問をぶつけます。