01 工事部工事課
手元工
入社4年目

冨士勝海
KATSUMI FUJI

何でもテキパキとこなして、作業をアシスト
目標に向かって技術の習得に取り組む、メリハリ抜群な手元工

スムーズな工事には、手元工の動きが重要。
指示を的確に理解し、チームワークで工事を進める。
いつかクレーンに乗る日を夢みて、今は全力でオペレーターをサポートする。

全力で走り抜ける
若手職人

- “メッキがはがれないうちに、中身を磨け”

1年目は、学生気分のままで仕事をしている部分がありました。もともとハキハキとしていて、わりと器用に物事をこなせるタイプのため、“ちゃんとしている”ように見られることも多く、自分でもできたつもりでいることが多かったと思います。

しかし、3年目に入ったとき、「メッキが剥がれないうちに、中身を磨け」と上司に言われ、核心を突いた言葉にハッとしたんです。そこから意識が大きく変わりました。

今は手元工として、ようやくひと通りのことができるようになりましたが、さらなるスキルアップを目指しています。本気でやればやるほど、学ぶことが多くて大変ですが、やりがいがあるので苦しくはありません。

ケジュール
機材センターにて

  • 8:00 朝礼
    挨拶と体操で1日がスタート
  • 8:30 大型クレーンの解体
    現場で使用していた大型クレーンの解体
  • 10:00 重機や機材の点検
    各現場で使用していた重機の点検・修理
  • 12:00 昼食
    機材センターの休憩所でランチタイム
  • 13:30 重機の塗装修繕作業
    特注のペンキを使用し、重機を新品同様まで復元
  • 16:00 ミーティング
    次の現場に向けた打ち合わせ
  • 17:00 作業終了
    現場の片付け、掃除をして事務所へ

INTERVIEWくい気味
インタビュー

TOPIC 01

植田基工で働いていて一番やりがいを
感じる瞬間はどんなときですか?

構造物の基礎を支える杭が完成したときの達成感は大きなもの。作業を終えて機械を片付けたときに「仕事を完遂した」と感じます。その感覚がすごく気持ちいいです。完成した建物を見たときに、改めて味わう達成感。基礎自体は見えなくても、自分の関わった仕事が地図に残ると思うとうれしくなりますね。2回も達成感が味わえるのは、この仕事ならではです。

TOPIC 02

植田基工の社員としての
目標はなんですか?

クレーンオペレーターになることが今の目標です。この目標を意識しだしてからは、現場での動きも変わったように思います。指示を待って動くのではなく、次の段取りを自分なりに考えるようになりました。自分から班長のところにいって相談をしたり、アドバイスをもらったりしながら答え合わせをして、学びを深めています。目標を叶える日が少しでも早く来るよう、今はスキルアップに励んでいます。

TOPIC 03

入社してから一番力を注いで取り組んだことを教えてください。

入社間もない頃は社会人としての自覚が薄く、最低限のことを淡々とこなしていたように思います。自分でも変わったと思うのは、仕事の面白さに気づき始めた頃から。クレーンオペレーターを目指したいと思うようになり、技術の習得を意識して日々の仕事に取り組むようになりました。入社から4年目の今が、自分にとって一番のがんばり時だと思っています。

「努力、勤勉、感謝」

常に感謝の気持ちを忘れず、
目標に向かって一生懸命走り抜ける。

幼い頃から「“ありがとう”と“ごめんなさい”を言える大人になれ」と両親から言われ続けていたため、『感謝』は昔から馴染みのある言葉です。それとは対照的に、『努力』と『勤勉』は社会人になって初めて、その大切さを意識しました。きっかけは同期との会話です。久しぶりに集合してお互いの仕事について話していると、「もっとがんばらないといけない」という気持ちが湧き、彼らに負けないためには努力が必要だと思いました。普段はみんな別々の現場に出ているので、なかなかゆっくりと話す時間がありませんが、同期の活躍を耳にすると刺激を受けますね。互いに刺激し合いながら成長できるよう、真面目に努力を続けたいと思います。

学生へのメッセージ
杭工事の現場では、作業を黙々と行うのではなく、常に会話をしながら仕事を進めます。正確に、また安全に作業するためには、必ずスタッフ同士での確認や声かけが必要だからです。活発に動き回り、しっかりとコミュニケーションができれば、仕事や現場の雰囲気にはすぐに慣れることができますよ。

HITOSHI FUKUDA×

KATSUMI FUJI

DIALOGUE

施工管理 入社16年

入社16年目のベテラン社員と若手社員のくい気味対談。
お互いに疑問をぶつけます。

なぜ植田基工に入社したんですか?
高校で求人票を見たときに、ここだと思いました。もちろん初めは、仕事内容を深く理解していたわけではなかったものの、待遇面も良かったので目にとまりましたね。
なるほど。冨士くんは、ちょうど今4年目だっけ?
そうなんです。経験年数に中身が伴うよう、しっかりと技術を身につけることを最近は特に意識しています。
福田さんは入社4年目の頃、どのように過ごしていましたか?
同期と切磋琢磨していたね!お互いに意識していたし、互いに「がんばらないと!」と思ってたよ。
そうだったんですね。これまでで、一番苦労したのはいつでしたか?
1年目のときが一番大変だったかな。現場に出る機会があったら、毎回先輩に食らいついて必死に仕事を覚えたね。今は、教育体制も整ってきたんじゃないかな。
そうですね!同じ部署の先輩はもちろん、全ての社員さんがやさしく仕事を教えてくれるので、安心して仕事に取り組めています。
たくさんの後輩を持つ福田さんに質問ですが、後輩を持つと何か心理的な変化はありますか?
もちろん責任や役割は増えるけれど、基本的に同じだと思うよ。今も1本目の杭は本当に緊張するし、終わるとホッとするからね。

構造物を支える基盤となり、社会を支える。
その大きな使命を担うには、決してブレない杭が必要だ。
揺らぐことのない信念。突き進む決意。
キミの心の中にある、強い意志を見せてほしい。

君のココロに杭はあるか?